高津加log

140字以上のメモ📝

ドラマ「セシルのもくろみ」が面白いという話と、主演の人についての最近のあれこれ

真木よう子が主演のドラマ「セシルのもくろみ」が好きで、今のところ全話視聴している。
元々夜の本気ダンスが主題歌を担当すると聞いて、プロデューサーが彼らの事が好きでオファーしたと言っていたし、キャストとテーマもそれなりに好みだったので見始めた次第だ。
夜ダンの曲はエンディングで、結構長いことかかる。驚いた。主要キャストがカッコ良く踊り、夜ダンの演奏シーンもカットインするエンディングが最高で、2話目が終わった後何度もエンディングシーンだけ繰り返してみた程だ。
ストーリーも、読モのお涙頂戴サクセスストーリーではなく、様々な人生の選択をしてきた女性達が雑誌「VANITY(=虚栄心、自慢のもの。皮肉だな~)」を中心に、己の幸せとは何か、人生の成功とは何か、本気で考えて歩んでいっているのが良い。脚本上不自然に都合の良いキャラクターが居ない(唯一いるとすれば、徳井義実演じるメーキャップアーティスト。でもああいうポジションのああいう性格の人、現実にもいるし)。自分も社会人として何年も働いてきて、失敗して死にたい瞬間も、この会社で働いていてよかったと思う瞬間も沢山あった。そういうのを思い出しながら見ている。
けれど、どうも視聴率がよくないらしい。
私の周りの働く女性陣もかなりの数見ているので(ちなみに私自身、こんなにちゃんと連続ドラマを見ているのは年単位で久しぶり)ビデオリサーチの数字だけを信じてほしくはないが、とりあえずなるべくリアルタイムで視聴しようと思っている。
視聴率の悪さは主演女優にも赤裸々に伝わっているようで、真木さんのツイッターでは毎回激しいPRがされており、ちょっと行き過ぎでは…と思いつつも、たまにアップされるドラマ関連の写真目当てに覗いていた。
そしたらある日、コミケのサークル参加申込みをした旨がツイートされていた。
元々彼女が熱心な漫画・アニメファンだと言うのは知っていたし、ドラマでもアドリブで「天才ですから」(スラムダンク/桜木花道の名言)と言っていたくらいだ。コミケに行くことはもとより(夏に一般参加していたみたい)、サークル参加することも、表現したいものがあるなら問題ないのでは、と思った。ちなみに私はコミケに一般/サークル参加の経験がある。
表現したい内容というのが写真集で、それもリクエストにのっとった形でやるらしい。それも、「SNSでリクエストされた絵をまとめたものを新刊にします」と言っているイラストレーターとかと大差ないし、問題はないように思えた。彼女自身に知名度があるのだから、コミケという会場を選ばなくても、人は来ただろうけど。
クラウドファンディング(CF)だって、禁止事項ではない。パトロンにお金だしてもらってコスROM出したりしてる人とか同人ゴロとかゼロなのかって言われたらそうとは言いきれない気がするし、CFで出した本をコミケに持っていくつもりの作家だっている。
唯一苦言を呈するのであれば、それはコミケへのサークル参加を「出店」と言っていたことと、ファンに会うことが主目的なのか、というポイント位なのだけど、コミケに参加する全てのサークルが出店と言っていないのかと言えば嘘になるし(「コミケ 出店」検索結果を見ても)、あの作家さんに会いたいという気持ちでコミケに来る人達もいる。結局正規の手段で申し込んでスペースを取得できたのならばそれだけの話だとも思う。あと真木さん以前彼女が大好きなRIZEのことRISEって誤字ってたし、そういう言い間違いが多い人なのかなあ~位に、寛容に見ていた。申込内容がふわっとしていたりコミケの理念に合っていなかったら落選するんだろうと。
けど、まあ、なんかものすごく叩かれた。
写真集の内容(自分で内容を決めない方針?)とかが一番癪に障ったのかな。コミケである必然性(これを真面目に語ると時間かかる)を感じなかったのかもしれない。あるいは、CF使うのもすごいとってつけたように見えたのかもしれない。
私はCFのあたりなんかバックに変な大人がいそうだな、という気持ち悪さは始めから感じていたので、SNSで見かける真木さんに批判的な意見に対しては静観していた。実際に真偽を確かめた訳ではないが、彼女一人で考えた行動には思えなかったのだ。全て取り下げた今となっては、その真相は分からないけれど。
参加を取りやめるといったときの彼女の謝罪文には、自分の気持ちを表現したい、という熱意を感じて、もしSNSコミケ申込みましたとか、CFしますとか言わなければ、普通に受かっていたのかもと思った。
そこで、一つの熱意が、周囲の言葉で消されてしまったのだと感じた。
誰かが「もうこっちの世界にはこないでね^^」と呟いていて、それが何より怖かった。

私自身は真木さん自身の見た目も、性格も、人柄(知らん)も、好きでも嫌いでもない。ドラマのキャラクターが当たり役だなと思った位で、RIZE好きなんだ~じゃああっくん(金子ノブアキ)と共演できてよかったね!とか、本当にその位の思いしかなかった。
色々、彼女の中で自分がどうやって活動していきたいのか、葛藤していた部分もあったのではないだろうか。昔出演していたドラマの番宣で、極力喋らないようにしていた彼女を見て、敢えてキャラ作りをさせられているのでは?と言っていた友人を思い出す。本来は、体育会系でビール飲んでひゃっほーい、な人なのかもしれない。本当のことは私には解らない。

私がもし興味のある分野に一度参加しようと思って、でもうっかりマナー違反のようなことをしてしまった時に、常連から「もう来ないでね」と言われたら、それは物凄くつらいことだと思った。
謝罪と、学ぶ時間と、リトライの機会をくれ。それらを許可する時に常連の靴を舐めさせるような、意味のないイジメはやめてくれ。